1948-04-14 第2回国会 参議院 決算委員会 第6号
○兼岩傳一君 商工大臣がおいでになりますので、この機會に希望を申述べたいと思うのでありますが、中央機關並びに出發機關におきまして、大臣は出先機關に對しては民間からの推薦する者を半ば入れるんだというふうに、大いに民主的に行こうというお考えを持つておられるようでありますが、中央機關におきましては同様の精神で、實際その仕事の衝に永年當つて來た者、或いは科學技術者、及び勞働組合、職員組合の推薦するような實際
○兼岩傳一君 商工大臣がおいでになりますので、この機會に希望を申述べたいと思うのでありますが、中央機關並びに出發機關におきまして、大臣は出先機關に對しては民間からの推薦する者を半ば入れるんだというふうに、大いに民主的に行こうというお考えを持つておられるようでありますが、中央機關におきましては同様の精神で、實際その仕事の衝に永年當つて來た者、或いは科學技術者、及び勞働組合、職員組合の推薦するような實際
産業の再建と申しましても、いかに大藏省が豫算をやりくりまわしたところで、根本の物を生み出すということ、科學技術者の頭をしぼつて物を生み出すという方面に力を注がなければ、さらに未來性がないのでありまして、このよつて來るところのその根本を忘れておつて、そうして豫算において豫算をあつちにまわし、こつちにまわししたところで、決して私は日本が立上れるものではないと考えるのであります。
これらのことが動機となりまして、我我は各界からの科學技術者の方々にお集まり願いまして、いろいなな角度からする日本再建の技術的なプランについて、各界權威のお話を伺いました。それが動機となりまして、電力界の技術者の方々から、電源開發こそは日本の民主的再建の基盤をなすものであるという強い主張が展開されました。更にいろいろな角度からしまするところの、電力擴充につきましての案が提出されました。
しかしその研究推進組織につきましては、終戦後いろいろな問題がございまして、種々の經緯を經て、根本的に新しい組織をつくり上げようということになりまして、學術研究新體制を構想いたしまして、それもまつたく民主的に、あらゆる科學技術者の聲によつて、輿論によつてつくられる學術研究新體制というものをつくり上げるべく、長い間檢討を重ねまして、ようやく新聞にも出ておりますように、その刷新委員會と、これを議する刷新委員會